36歳既婚男性公務員の浮気したい衝動

結婚3年目。
そろそろ浮気したい衝動に駆られてきた頃です。
しかもおれが浮気したいタイミングを見計らったかのように若くて可愛い相手がそばに出現するもんだ。
いつもなにかにつけてべたべたとしてくる。
悪機はしないんだけどね。
うちのかみさんとつながっているからおれも変なことできないのよ。
分かっているでしょ。
浮気したいとおもっていてもさすがにこんな身近な相手ではリスクが高すぎる。
おれは大人だ。
ちゃんと理性ある行動をとらなくてはいけない。
彼女はかみさんの友人だ。
そう言い聞かせていたはずなのに、飲み会でキスされたらおれの理性くんはどっか行ってしまったようだ。
我に還ったときにはラブホのベッドの中で、隣には彼女が寝ていた。
お酒を飲み過ぎて記憶がなくなったとかそういうことではなく、タガが外れたときに夢中でここまでしてしまったということなのだ。
なので、途中の記憶はもちろんある。
キスをされてからはもう、自分でもどうしようもなくなっていた。
そして一発ヤリ終えた後にふと冷静な自分に戻れた。

これはまずい。
あの飲み会には他にもかみさんとの共通の友人がいる。
ちくられたら終わりだ。
そして、今日このことのアリバイも作らなくてはいけない。
一生懸命に頭を捻って考えた。
人が苦労してるっていうのに隣のこの女はすやすやと気持ち良さそうに寝ている。
軽く殺意を覚えた。
いや、この女にたぶらかされたおれが悪いのだ。
ほうぼうに連絡を入れたりして、なんとかアリバイはなりそうだ。
ああ、これから帰るのが憂鬱だ。